群雄割拠の戦国時代に土佐の地を手中にし、四国の平定にあと一歩まで迫った武将・長宗我部元親公。その勇猛果敢なイメージに反して、少年時代は色白な細面で大変おとなしい性格だったそうで、ついたあだ名が「姫若子（ひめわこ）」でした。しかしその後、父・国親とともに地元他勢力との戦に臨んだ元親公は、遅い初陣ながら自ら槍を携え、猛然と奮闘する姿を見せつけました。鬼気迫るその活躍により、元親公は姫若子から一転、「鬼若子（おにわこ）」と呼ばれるようになり、動乱の時代の只中に名乗りを上げ、武将として波乱万丈の人生を送ることとなります。

「姫若子もとちか」は、これらの少年元親のエピソードからインスパイアされた当館のイメージキャラクターです。館内ロビーには実物大の立像も設置しており、これからも様々なシーンで活躍してまいりますので、応援よろしくお願いいたします。

当店「姫若子の湯」の施設名も、元親公と同様に土佐の地で愛され、大きな志を持って羽ばたけるよう、願いを込めて命名させていただきました。末永くご愛顧くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。